
現在、多数の地域外昆虫が国内で繁殖・交雑し、
純国産種の繁栄・存続を脅かす事態に発展しています。
大型種の多い外国産昆虫の放虫が進めば、
日本の在来種はその生息環境を簡単に奪われてしまうばかりでなく、
交配・交雑によって純粋な種が消滅してしまったり、
交雑した遺伝子の異常によって絶滅してしまう危険すらあり、
日本の生態系に深刻なダメージを与えてしまうことにもなりかねません。
では、同じ日本産だから放しても良いかというとそれもちょっと問題です。
沖縄や南西諸島など離島の昆虫は本土のものと似ていても違う種類のもので、
それらが交配してしまうとどちらの種類でもない雑種になってしまいます。
また、本土の昆虫でも、地域によってそれぞれ特徴のある種類もいます。
それが交雑するということはどういうことかお分かりでしょうか?
長い時間の中でそれぞれの環境に合わせて形を変えてきた
その結果が今現在の地域によるそれぞれの個体差となっています。
他の地域との交雑で、その特徴がなくなってしまうのです。
「隣の県だから」とか「山一つ越えただけの地域だから」とか安易に考えないでください。
自然界では出遭うことの無い個体同士の交配が起これば、それはもう交雑です。
そんなことを起こさないためにも、
飼えなくなってしまった昆虫は、近所の野山や公園に放さないでください。
「自然に帰すのだから問題ない」は「ただの言い訳」「勝手な満足」です。
たとえ、飼い始めたきっかけが何であったとしても、
一度飼い始めたクワガタやカブトムシは最後まで、責任を持って世話をしてあげてください。
純国産種の繁栄・存続を守るため
それぞれの地域固有の生態を守るため
昆虫を飼育されている皆様、ご協力をよろしくお願いいたします |
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